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社団法人 海洋会 定款
2009年04月22日(水)大正 9年 8月創定
平成16年 6月改正
第1章 総 則
(名 称)
第1条 この法人は、社団法人海洋会(以下「本会」という。)と称する。
(事務所)
第2条 本会は、主たる事務所を東京都千代田区に置く。
2 本会は、総会の議決を経て、従たる事務所を必要な地に置くことができる。
(目 的)
第3条 本会は、海事に関する学術その他諸般の事項を攻究し、その発展に資
すると共 に、会員の向上及び親睦を図ることを目的とする。
(事 業)
第4条 本会は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。
(1) 船員問題に関する調査研究
(2) 海事に関する技術の調査研究
(3) 海運に関する調査研究
(4) 海事思想の普及
(5) 図書の出版
(6) 会誌の発行
(7) 講演会等の開催
(8) 会館の設置及びその運営
(9) 会員の福利増進
(10) その他本会の目的を達成するために必要な事業
第2章 会 員
(種 別)
第5条 本会の会員は、次の3種とし、正会員をもって民法上の社員とする。
(1) 正会員
(2) 特別会員
(3) 名誉会員
2 正会員は、国立大学法人東京海洋大学海洋工学部、国立大学法人
神戸大学海事科学部 及び海技大学校本科並びにその前身校の卒業
者又は在学したことのある者とする。
3 特別会員は、本会の事業に協力する者で、理事会の推薦を受けた者と
する。
4 名誉会員は、海事に功労ある者で理事会の推薦を受けた者とする。
(入 会)
第6条 本会の会員になろうとする者は、理事会の議決を経て会長が別に定める
入会申込書により、会長に申し込まなければならない。ただし、卒業者は
理事会の承認を要しない。
(会 費)
第7条 正会員は、総会において別に定めるところにより会費を納入しなければ
ならない。
(会員の資格の喪失)
第8条 会員は、次の各号の一に該当する場合には、その資格を喪失する。
(1) 退会したとき。
(2) 後見開始又は保佐開始の審判を受けたとき。
(3) 死亡し、又は失踪宣告を受けたとき。
(4) 除名されたとき。
(5) 著しく会費を滞納したとき。
(退 会)
第9条 会員が退会しようとするときは、会長が別に定める退会届けを会長に
提出して、任意に退会することができる。
2 退会しようとする者は、所定の義務を完了しなければならない。
(除 名)
第10条 会員がこの定款に違背し、又は本会の体面を著しく汚損したときは、
総会において出席正会員の3分の2以上の議決に基づき、除名する
ことができる。この場合、その会員に対し、議決の前に弁明の機会を
与えなければならない。
(拠出金品の不返還)
第11条 既納の会費及びその他の拠出金品は、返還しない。
第3章 役 員 等
(役員の種別及び定数)
第12条 本会に、次の役員を置く。
理 事 35名以上40名以内
監 事 5名又は6名
2 理事のうち、1名を会長、2名以内を副会長、1名を専務理事、2名以内
を常務理事とする。
(役員の選任等)
第13条 理事及び監事は、総会において正会員の中から選任する。ただし、理事
のうち3名以内及び監事のうち2名以内を正会員以外の者から選任する
ことができる。
2 会長、副会長、専務理事及び常務理事は、理事の互選による。
3 理事及び監事は、相互にこれを兼ねることができない。
4 理事に異動があったときは、2週間以内に登記し、登記簿の謄本を添え、
遅滞なくその旨を国土交通大臣に届け出なければならない。
5 監事に異動があったときには、遅滞なくその旨を国土交通大臣に届け
出なければならない。
(役員の職務)
第14条 会長は、本会を代表し、その業務を総理する。
2 副会長は、会長を補佐し、会長に事故があるとき又は会長が欠けたときは
理事会があらかじめ指名した順序に従い、その職務を代行する。
3 専務理事は、会長及び副会長を補佐し、本会の業務を統括する。
4 常務理事は、理事会の議決に基づき、本会の業務を分担処理する。
5 理事は、理事会を構成し、この定款及び総会の議決に基づき、本会の
業務を執行する。
6 監事は、次に掲げる職務を行う。
(1) 財産及び会計を監査すること。
(2) 理事の業務執行状況を監査すること。
(3) 財産、会計及び業務執行について、不整の事実を発見したときは、
これを総会又は国土交通大臣に報告すること。
(4) 前号の報告をするため必要があるときは、総会若しくは理事会の招集を
請求し、又は総会若しくは理事会を招集すること。
(役員の任期)
第15条 役員の任期は2年とする。ただし、再選は妨げない。
2 補欠又は増員により選任された役員の任期は、それぞれ前任者又は
現任者の残任期間とする。
3 役員は、辞任又は任期満了後においても、後任者が就任するまでは、
その職務を行わなければならない。
(役員の解任)
第16条 役員が次の各号の一に該当するときは、総会において出席正会員の
3分の2以上の議決に基づいて解任することができる。この場合、その
役員に対し、議決の前に弁明の機会を与えなければならない。
(1) 心身の故障のため、職務の執行に堪えないと認められるとき。
(2) 職務上の義務違反、その他役員としてふさわしくない行為があると
認められるとき。
(役員の報酬等)
第17条 役員は、無給とする。ただし、常勤の役員は有給とすることができる。
2 前項に規定するもののほか、役員の報酬等に関し必要な事項は、
理事会の議決を経て、会長が別に定める。
(相談役及び顧問)
第18条 本会に、相談役及び顧問を置くことができる。
2 相談役及び顧問は、理事会の同意を得て、会長が委嘱する。
3 相談役及び顧問は、会長の諮問に応じ意見を述べ又は会議に出席して
意見を述べることができる。
4 相談役及び顧問には、第17条の規定を準用する。この場合において、
これらに規定中「役員」とあるのは「相談役及び顧問」と読み替えるもの
とする。
第4章 総 会
(種 別)
第19条 本会の総会は、通常総会及び臨時総会の2種とする。
(構 成)
第20条 総会は、正会員をもって構成する。
(権 能)
第21条 総会は、この定款で別に定めるもののほか、本会の運営に関する
重要な事項を議決する。
(開 催)
第22条 通常総会は毎年1回以上開催する。
2 臨時総会は、次の各号の一に該当する場合に開催する。
(1) 理事会が必要と認め招集の請求をしたとき。
(2) 評議員会又は正会員300名以上から会議の目的を記載した書面
をもって招集の請求があったとき。
(3) 第14条第6項第4号の規定により、監事から招集の請求があった
とき又は監事が招集したとき。
(招 集)
第23条 総会は、第14条第6項第4号の規定により監事が招集する場合を除き、
会長が招集する。
2 会長は、前条第2項の規定により請求があったときは、その日から30日
以内に臨時総会を招集しなければならない。
3 総会を招集するときは、会議の日時、場所、目的及び審議事項を記載した
書面をもって、少なくとも開催日の7日前までに正会員に通知しなければ
ならない。
(議 長)
第24条 総会の議長は、その総会において、出席正会員の中から選出する。
(定足数)
第25条 総会は、正会員300名以上の出席がなければ開会することができない。
(議 決)
第26条 総会の議事は、この定款で別に定めるもののほか、出席した正会員の過
半数をもって決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。
(書面表決等)
第27条 やむを得ない理由のため総会に出席できない正会員は、あらかじめ通知
された事項について書面をもって表決し、又は他の正会員を代理人として
表決を委任することができる。
2 前項の場合における前2条の規定の適用については、その正会員は出席
したものとみなす。
(議事録)
第28条 総会の議事については、次の事項を記載した議事録を作成しなければ
ならない。
(1) 日時及び場所
(2) 正会員の現在数及び出席者数(書面表決者及び表決委任者の場合
にあってはその数を付記すること。)
(3) 審議事項及び議決事項
(4) 議事の経過の概要及びその結果
(5) 議事録署名人の選任に関する事項
2 議事録には、議長及びその会議において選任された議事録署名人2名
以上が、署名及び押印しなければならない。
第5章 理 事 会
(構 成)
第29条 理事会は、理事をもって構成する。
(権 能)
第30条 理事会は、この定款で別に定めるもののほか、次の事項を議決する。
(1) 総会に付議すべき事項
(2) 総会の議決した事項のうち執行に関する事項
(3) その他総会の議決を要しない会務の執行に関する事項
(種別及び開催)
第31条 理事会は、通常理事会及び臨時理事会の2種とする。
2 通常理事会は、毎年2回以上開催する。
3 臨時理事会は、次の各号の一に該当する場合に開催する。
(1) 会長が必要と認めたとき。
(2) 理事現在数の3分の1以上から会議の目的である事項を記載した書面を
もって招集の請求があったとき。
(3) 第14条第6項第4号の規定により、監事から招集の請求があったとき
又は監事が招集したとき。
(招 集)
第32条 理事会は、第14条第6項第4号の規定により監事から招集する場合を
除き、会長が招集する。
2 会長は、前条第2号又は第3号の規定による請求があったときは、その
日から14日以内に臨時理事会を招集しなければならない。
3 理事会を招集するときは、会議の日時、場所、目的及び審議事項を記載
した書面をもって、少なくとも開催日の7日前までに理事に通知しなければ
ならない。ただし、緊急の必要があるときは、あらかじめ理事会で定めた方
法により通知することができる。
(議 長)
第33条 理事会の議長は、会長がこれに当たる。
(定足数等)
第34条 理事会については、理事の過半数の出席がなければ開会することが
できない。
2 理事会には、第26条から第28条までの規定を準用する。この場合に
おいて、これらの規定中「総会」及び「正会員」とあるのは、それぞれ「理
事会」及び「理事」と読み替えるものとする。
第6章 評議員会及び評議員会
(評議員)
第35条 本会に、60名以上70名以内の評議員を置く。
2 評議員は、理事会において正会員の中から選任する。ただし、理事及び
監事を兼務できない。
3 評議員の任期は、第15条の規定を準用する。この場合において、第15
条中「役員」とあるのは、「評議員」と読み替えるものとする。
(評議員会)
第36条 評議員は評議員会を組織し、会務について意見を具申し、又は会長の
諮問に応じて答申する。
2 評議員会は、会長又は理事会において必要と認めたとき、若しくは評議員
20名以上から会議の目的事項を示して請求されたとき、会長が招集する。
3 評議員会の議長は、評議員会において互選する。
4 評議員会の定足数は、評議員の過半数とし、議事は、出席者の過半数を
もって決する。可否同数のときは、議長の決するところによる。
5 評議員会には、第27条から第28条までの規定を準用する。この場合に
おいて、これらの規定中「総会」及び「正会員」とあるのは、それぞれ「評
議員会」及び「評議員」と読み替えるものとする。
6 前各号に定めるもののほか、評議員会の運営に関し必要な事項は、理事
会の議決を経て、会長が別に定める。
第7章 委 員 会
(委員会)
第37条 会長は、本会の事業の円滑な運営をはかるため、必要があると認める
ときは、理事会の議決を経て、委員会を置くことができる。
2 委員会の委員は、理事会の同意を得て、会長が委嘱する。
3 委員会に関し必要な事項は、理事会の議決を経て、会長が別に定める。
第8章 財産及び会計
(財産の構成)
第38条 本会の財産は、次に掲げるものをもって構成する。
(1) 会 費
(2) 寄附金品
(3) 財産から生ずる収入
(4) 事業に伴う収入
(5) その他の収入
(財産の種別)
第39条 本会の財産は、基本財産及び運用財産の2種とする。
2 基本財産は、次に掲げるものをもって構成する。
(1) 基本財産にすることを指定して寄附された財産
(2) 総会において運用財産から基本財産に繰り入れることを議決した財産
3 運用財産は、基本財産以外の財産とする。
(財産の管理)
第40条 本会の財産は会長が管理し、その方法は、総会の議決を経て、会長が
別に定める。
2 基本財産のうち現金は、日本郵政公社若しくは銀行等への定期預貯金、
信託会社への信託又は国債若しくは公社債の購入等安全確実な方法で
保管しなければならない。
(基本財産の処分の制限)
第41条 基本財産は、これを処分し又は担保に供することはできない。ただし
本会の事業遂行上やむをえない理由があるときは、総会において出席
正会員の3分の2以上の議決及び評議員会の同意を得て、かつ、国土
交通大臣の承認を得て、その一部を処分し、又はその全部、若しくは
一部を担保に供することができる。
(経費の支弁)
第42条 本会の経費は、運用財産をもって支弁する。
(事業計画及び予算)
第43条 本会の事業計画及びこれに伴う予算に関する書類は、会長が作成し
毎事業年度開始前に理事会において理事現在数の3分の2以上の議決を
経て総会に付議し、総会において出席正会員の3分の2以上の議決を経て、
国土交通大臣に届け出なければならない。これを変更しようとする場合も
同じとする。
(暫定予算)
第44条 前条の規定にかかわらず、やむを得ない理由により予算が成立しない
ときは、会長は、理事会の議決を経て、予算成立の日まで前年度の予算
に準じ収入支出をすることができる。
2 前項の収入支出は、新たに成立した予算の収入支出とみなす。
(事業報告及び決算)
第45条 本会の事業報告及び決算は、毎事業年度終了後、会長が事業報告書、
収支計算書、正味財産増減計算書、貸借対照表及び財産目録等として
作成し、監事の監査を受け、理事会において理事現在数の3分の2以上
の議決を経て総会に付議し、総会において出席正会員の3分の2以上の
議決を経てその事業年度終了後3月以内に国土交通大臣に報告しなけれ
ばならない。この場合において、登記された資産の総額に変更があった
ときは、2週間以内に登記し、登記簿の謄本を添えるものとする。
(長期借入金)
第46条 本会が資金の借入をしようとするときは、その事業年度の収入をもって
償還する短期借入金を除き、理事会において理事現在数の3分の2以上
の議決を経て総会に付議し、総会において出席正会員の3分の2以上の
議決を経て、かつ、国土交通大臣に届け出なければならない。
(事業年度)
第47条 本会の事業年度は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。
第9章 定款の変更及び解散
(定款の変更)
第48条 この定款は、理事会において、理事現在数の4分の3以上の議決を経
て総会に付議し、総会において出席正会員の4分の3以上の議決を経て、
かつ、国土交通大臣の認可を得なければ変更することができない。
(解 散)
第49条 本会は、民法第68条第1項第2号から第4号まで、及び第2項第2号の
規定によるほか、理事会において、理事現在数の4分の3以上の議決を
経て総会に付議し、総会において出席正会員の4分の3以上の議決を経
て、かつ、国土交通大臣の認可を得て解散する。
(残余財産の処分)
第50条 本会の解散のときに有する残余財産は、理事会において、理事現在数
の4分の3以上の議決を経て総会に付議し、総会において出席正会員の
4分の3以上の議決を経て、かつ、国土交通大臣の許可を得て、本会と
類似の目的を有する団体に寄附するものとする。
第10章 事 務 局
(設置等)
第51条 本会の事務を処理するため、事務局を設置する。
2 事務局には、事務局長及び所要の職員を置く。
3 事務局長及び職員は、会長が任免する。
4 事務局の組織及び運営に関する必要な事項は、理事会の議決を経て、
会長が別に定める。
(備付け帳簿及び書類)
第52条 事務所には、常に次に掲げる帳簿及び書類を備えておかなければ
ならない。
(1) 定款
(2) 会員名簿及び会員の異動に関する書類
(3) 理事及び監事の名簿
(4) 事業計画及び予算に関する書類
(5) 事業報告及び決算に関する書類
(6) 財産目録、正味財産増減計算書及び貸借対照表
(7) 許可、認可等及び登記に関する書類
(8) 定款に定める機関の議事に関する書類
(9) 理事及び監事の履歴書
(10) 職員の名簿及び履歴書
(11) その他必要な帳簿及び書類
2 前項第1号から第6号までに掲げる書類については、これを一般の閲覧
に供しなければならない。
第11章 補 則
(細 則)
第53条 この定款に定めるもののほか、本会の運営に関する必要な事項は、
理事会の議 決を経て、会長が別に定める。
附 則
この定款は国土交通大臣の認可の日(平成16年7月16日)から施行する。
平成18年度事業報告
2007年07月22日(日)平成18年度事業報告 |
1.平成18年度に開催した主な会議・会合 (1) 第86回定時総会 平18.6.20 1635~1735 海事センタービル2階会議室 出席者 正会員391名(出席38名、委任状353名) 次の議案を議決した。 ① 平成17年度事業報告並びに決算報告 ② 平成18年度事業計画案並びに収支予算案 報告事項 ① 名誉会員および特別会員に関する内規の改定について ② 特別会員の推薦(1名) ③ 「海洋会活性化検討委員会」の設立主旨並びに進捗状況について (2) 評議員会 平18.5.22 1500~1630 海事センタービル2階会議室 出席者 評議員46名( 出席6名、書面表決40名) 次の議案を議決した。 ① 平成17年度事業報告並びに決算報告 ② 平成18年度事業計画案並びに収支予算案 (3) 理事会 (第1回) 平18.5.22 1500~1630 海事センタービル2階会議室 出席者 理事33名(出席23名、書面表決10名) 次の議案を議決した。 ① 平成17年度事業報告並びに決算報告 ② 平成18年度事業計画案並びに収支予算案 ③ 名誉会員および特別会員に関する内規の改定について ④ 特別会員の推薦(1名) (第2回) 平18.11.20 持ち回り理事会 次の議案を議決した。 「海洋会活性化検討委員会」の最終報告書記載内容の総括的承認および それに沿って一部具体的作業に着手する件の承認 (第3回) 平19.3.2 1200~1315 出席者 理事31名(出席10名、書面表決21名) 次の議案を議決した。 ① 定時総会、理事会及び評議委員会の開催について ② 平成19年度における役員改選について ③ 全会区選出理事及び監事並びに評議員候補者推薦委員会委員について 協議報告事項 ① 平成18年度収支総括表について ② 平成19年2月末現在の会費納入状況について ③ 平成19年度事業計画書(案)と予算原案について ④ 海洋会活性化検討委員会中間報告について ⑤ 新公益法人制度の概略について (4) 監事監査 平18.5.9 1100~1300 本部会議室 監事3名による平成17年度監査を実施 (5) 常設委員会(主な審議事項) ① 総務委員会(萬治委員長、委員8名、特別委員1名、委員会3回開催) 〇 定時総会、役員会等の開催計画、議案等(各常設委員会共通) 〇 平成18年度事業報告案、平成19年度事業計画案 〇 新公益法人制度改革について並びに本会運営上の諸問題の意見交換 〇 海洋会活性化検討委員会についての報告 ② 財務委員会(江口委員長、委員8名、委員会3回開催) 〇 平成18年度予算執行状況 〇 平成18年度収支決算書案 〇 平成19年度予算案 〇 新公益法人制度改革についての情報交換 〇 資産運用規定並びにその他財政上の諸問題についての意見交換 ③ 海事問題調査委員会(鏡委員長、委員9名、委員会3回開催) 〇 平成18年度以降の「安全と環境」に関する調査研究テーマの絞り込み 〇 諸外国の海難事故調査体制と報告事例の調査 ④ 編集委員会(増田委員長、委員9名、委員会5回開催) 〇 会誌「海洋」発行の企画、編集(年5回発行) (6) 特設委員会(主な審議事項) ① 海洋会活性化検討委員会(桑島委員長、委員8名、委員会9回開催) 〇 ”海洋会を如何に活性化させるか”についての意見交換 〇 活性化検討委員会の成果物としての中間報告書並びに答申書の発表 (7) 支部長連絡会議 平18.5.22 1700-1830 本部会議室 出席者 (本部)7名、(支部)13名 〇 現在の財政状況についての現状説明と協力の要請 〇 現在の会員構成状況並びに支部組織、会員状況の報告 〇 各支部連絡調整事項 (8) 主な会合(本部主催) ① 会員懇親会(第86回定時総会終了後) 平18.6.20 1800-1930 本部会館 出席者 82名(来賓13名、会員62名、学生7名) ② 受賞会員祝賀会 平18.12.8 1200-1330 本部会館 出席者69名(受賞会員8名、会員49名、会員外12名) ③ 新年賀詞交換会 平19.1.10 1200-1330 本部会館 出席者94名(来賓27名、会員67名) 2.事業関係 (1) 海事にかかわる調査研究 ① 「海難防止と海難事故処理に関する日本と欧米諸国の取り組み方の比較等」の調査研究 ② 海事に関わる調査研究資料の収集整理 (2) 海事思想の普及 ① 祝日「海の日」を主とする関係諸行事参加、広報活動への協力 ② 重要文化財明治丸保存の推進に関わる諸活動の実施 (3) 会誌等の発行 ① 会誌「海洋」(No.847ーNo.851 年5回) (4) 講演会等の開催 ① 東京支部 18.12. 4 海事センタービル7階会議室(33名) 「咸臨丸に乗った福沢諭吉」 元東京商船大学教授 橋本 進氏 ② 横浜支部 18.11.14、19.3.13 横浜海洋会館会議室(68名) 「海から観た普通の国らしくない日本の実像」 第三管区海上保安本部次長 向田昌幸氏 「横浜開港と中華街」 横浜開港資料館調査研究員 伊藤 泉氏 ③ 神戸支部 18.11.21、19.2.13 神戸海洋会館会議室 「水先法改正について」 山野勝三氏 「海運会社入社にあたって」対象は練習船実習生 赤塚宏一氏 ④ 名古屋支部 18. 6. 9,18.11.17 ホテルアソシア(78名) 「波浪予報を目指してニューヨーク大学へ」 井上篤次郎氏 「裏社会の女たちー椿姫、ナナの実際ー」 加藤 俊夫氏 ③ 東北支部 18. 7.29 せんだいメディアテーク(40名) 海と船の映画祭 (一般公開) ④ 富山支部 18.5.20, 9.16、11.18 富山駅前シックビル,はかま寿司(35名) 「海王丸の乗揚事故について」 山崎祐介氏 「富山の気象ことわざの実証」 千葉 元氏 「海の何でも質問箱ーある授業の実践からー」 石森繁樹氏 (5) 会館の運営 ① 神戸会館 会館の有効活用の模索 (6) 会員の福利厚生 会員からの各種相談事項への対応 (7) 両大学及び学生との交流等 ① 東京海洋大学海洋工学部、神戸大学海事科学部 〇 卒業時の海洋会賞贈呈 (海洋工学部) 商船システム工学課程 航海学コース 西崎 ちひろ 同 機関学コース 瀬良 保憲 流通情報工学課程 山崎 孝弘 交通電子機械工学課程 田村 智洋 (海事科学部) 商船システム学課程 航海学コース 板谷 和真 同 機関学コース 大谷 友人 輸送情報システム工学課程 坂口 絵美 海洋電子機械工学課程 廣岡 佑亮 動力システム工学課程 菊本 信吾 〇 海洋工学部、海事科学部支援のための寄附 〇 学生祭等支援(海王祭、深江祭等) 〇 会誌「海洋」の贈呈 ② 航海訓練所 〇 図書の寄贈 (8) 支部活動の推進(活動概要は「支部等の状況」を参照) ① 支部長連絡会議の開催(18.5.22) ② 支部補給金の配布 ③ 海外海洋会の通信費等の支援 (9) 各職域、サークル活動の支援 海洋損保会等の職域、運動部OB会、潮里会等 (10) ボランティアクラブ活動 〇 重要文化財明治丸一般公開、ビーチクリ-ンアップ、海洋環境保全、船の科学館支援、 その他について各部会別に実施 〇 会誌編集並びに発送業務の支援 ○ IT関係の推進支援 3.会務関係 (1) 特別会員の推薦(平成18年度第1回理事会18.5.22) 岡本 信明 (東京海洋大学) (2) 新会員の加入推進 新卒業者は、東京海洋大学海洋工学部、神戸大学海事科学部、独立行政法人 航海訓練所、各海運会社等の協力により120名が入会、既卒者の未入会者は 15名入会 (3) 財政上の諸対策 ① 増収対策 〇銀行、郵便局による会費自動振込制度の拡大 〇会費の職域毎納入の拡大 〇会費の長期滞納者への督促 〇支部組織を通じての会費納入依頼 〇郵送ラベル提供等によるクラス会支援を通じての会費請求 〇会誌広告料収入の増収確保 〇不動産賃貸料収入の確保 ② 諸経費削減対策 〇業務の見直しによる効率的な予算運用と本部人件費並びに諸経費の削減 〇会員有志の会誌発送業務による通信運搬費の削減 ○会誌「海洋」を中心とする印刷製本費の削減 (4) その他 ① ご寄付(敬称略、順不同) 内海水先区水先人会 阪神水先区水先人会 大阪湾水先区水先人会 三葉会 安田八束 中下網常 奈良 潔 浅見紳太 鹿島泰雄 匿名会員 4.本会会員数 (1) 正会員 ①平成17年度末(平成18.3.31現在) 12,516 名 ②平成18年度中の入会者 135 名 ③平成18年度中の死亡者 154 名 ④平成18年度中の退会者 109 名 ⑤平成18年度末(平成19.3.31現在) 12,388 名 ( 128 名減) (2) 名誉会員 3 名 (3) 特別会員 121 名 会員数合計 12,512 名 5.受賞会員 (1) 平成18度生存者叙勲、褒章及び大臣表彰 〈生存者叙勲〉 (春季) 広田 実 加藤廣美 大野隆司 里 憲 川手祐次郎 小西二夫 吉沢愼三 塩崎雅敏 (秋季) 荒銀昌治 福間和之 亀山東彦 葉山忠雄 〈褒章〉 (春季) 青柳正志 中嶋利幸 角 観次 窪田 均 (秋季) 吉川誠治 岡田正作 森田修二 袴田 宏 渕田和郎 安藤豊久 鈴木三郎 〈海事功労者〉(国土交通大臣表彰) 西川益弘 杉本博彦 横山元二 椛沢好弘 栗本 孝 本村泰清 東 義明 加藤 信 長谷川清 大羽純昭 古門昭生 吉川 渉 道家 求 高田哲夫 松本二郎 益田増須美 三井敏弘 岡島史郎 後藤 謙 中川靖之 大槻和彦 平山誠一 6.役員等の逝去 顧 問 河野 博 (18.8.21) 黒石泰治 (18.9.8) 中島一夫 (18.9.27) 植松重次郎(19.1.12) 矢崎 嘉 (19.3.7) 有馬正芳 (19.3.10) 7.支部の状況 (1) 支部の活動状況(総会、各委員会、主要事業のみ) 支部名 総 会 等 支部委員会等 主要事業 東 京 18.6.20 支部委員会2回 講演会(前掲) 海事センタービル2階 支部懇親会18.12.4(33名) 終了後本部懇親会 横 浜 18.5.9 常任委員会1回 会員懇親会(春)18. 5. 9(61名) 横浜会館 支部委員会6回 会員懇親会(秋)18.10.10(50名) 終了後懇親会 支部監査 受章者祝賀会 18.12.12(74名) 賀詞交換会 18. 1. 9(80名) 海の日前夜祭 18.7.15(161名) 練習船入港/遠洋航海出港見送 8回10名 ビーチクリーンアップ 2回35名 講演会18.11.14,19.3.13(68名) (前掲) 神 戸 18.6. 9 支部役員会1回 海事科学部卒業生の入会手続き 神戸会館 支部委員会3回 同学部卒業式等諸行事参画 終了後懇親会 支部監査 受章者祝賀会,忘年会 18.12. 1 賀詞交換会 19. 1.12 講演会 18.11.21,19. 2.13(前掲) 関 門 18.12.1 拡大支部委員会2回 賀詞交換会 19.1.12 (15名) 海の英雄 支部委員会4回 関門洋葉会 (陽のあたる場所) 終了後忘年会(23名) 18.7.21 (42名) 清 水 19.1.27 支部委員会1回 日本丸歓迎訪船18.10.27 やすい軒 納涼会 18.8.25 (30名) 終了後新年会(29名) 函 館 18.6.23 支部役員会1回 練習船歓迎訪船、懇談会 稜雲亭 青雲丸、海王丸,大成丸 終了後懇親会(9名) 北海道 19.2.5 支部委員会1回 小樽海洋技術学校行事出席 ススキノサンローゼ(12名) 中 国 18.5.27 支部役員会3回 賀詞交換会 19.1.27(19名) KKR広島 広島港カッターレース大会出場 終了後懇親会(16名) 18.7.22(11名) 日本丸歓迎訪船 18.10.14 海岸清掃ボランティア18.4.9(10名) 長 崎 18.7.14 支部委員会2回 新年会 19.1.25(26名) 宝来軒 長崎帆船祭参加 18.4.30(6名) 終了後懇親会(18名) 中村先生紀功碑清掃18.7.12 海の日記念式典参加18.7.20 練習船歓迎訪船(6隻) 名古屋 19.1.19 支部委員会5回 懇話会(講演会内容は前掲) ホテルアソシア 常任委員会1回 練習船歓迎訪船 (4隻) 終了後賀詞交換会 企業見学会 18.8.26(17名) 洋葉会懇親会 18.10.2(24名) 四 国 18.10.20 支部役員会3回 研修会(徳島眉山)(10名) かんぽ徳島 賀詞交換会 18.12.12(13名) 終了後懇親会(9名) 日本丸、海王丸歓迎訪船 鹿児島 18.2.23 支部委員会3回 海の日歌唱コンクール出場 いわさきホテル 18.7.17 終了後合同懇親会 練習船歓迎訪船,懇親会 (洋葉会) 東 北 18.6.3 支部役員会2回 海と船の映画祭(講演会内容は パレス松州 前掲)(40名) 総会終了後懇親会(10名) 千 葉 18.12.8 コナミスポーツクラブ 終了後忘年会 富 山 18.12.2 支部委員会1回 講演会開催(前掲) 民宿 やまじゅう 海フェスタとやまへの参加 終了後懇親会(8名) |
平成19年度 第2回理事会議事録
2007年07月09日(月)平成19年度第2回理事会議事録
1.日時 平成19年 7月 9日 12:15~13:15
2.場所 東京都千代田区麹町4-5 海事センタ-ビル 本部会議室
3.議案
第1号議案 常任役員の選任について
第2号議案 評議員の改選について
第3号議案 顧問の推薦について
協議事項 1)各常設委員会の委員長について
2)その他
4.出席者(五十音順、敬称略)
理 事
今村 正吾 内田 直行 江口 光三 大内 博文 鬼塚 雄介 鏡 敏弘
桑田 守 杉崎 昭生 高橋 正夫 豊田 耕二 平山 誠一 藤沢 順
増田 恵 村上 俊一 森本 靖之 安田 岩男 (以上16名)
監 事
武田 和彦 土井 全二郎 (以上 2名)
(書面表決)
綾部祥一郎 安斎 勳 石森 繁樹 大西 守 久保 雅義 小林 宏之
寒河江凱満 里 憲 鈴木 三郎 露木 幹 鶴田 三郎 藤井 治
松原 昭一 松本 隆彦 南野 孝一 矢野 経征 山本 金徳 (以上17名)
5.議事の経過及びその結果
(1)開会及び定足数の確認
はじめに、杉崎会長から、「本日はご多用のところご出席ありがとうございます。第87回定時
総会において理事及び監事が選出され、本日の理事会において常任役員を選出していただき
新しい体制が決まります。よって、新会長が選出されるまで専務理事に議長を務めていただき
ます。」旨の挨拶があった。
次に、会長から事務局に定足数の確認を求めたので、事務局から、「本日の理事会は、理事
総数40名中、出席理事16名、書面表決理事17名、計33名で、定款第34条の規定により成
立した。」旨を報告し、会長は12:15開会を告げた。
(2)議事録署名人の指名
次いで、定款第28条の規定により、本理事会の議事録署名人に、大内博文理事、森本靖之
理事を議長が指名し了承された。
(3)議案の審議
議長の指示により事務局から本理事会における配布資料の確認を行った後議案の審議に
入った。
第1号議案 常任役員の選任について
事務局から、議案の主旨を説明した後、議長から互選手続きについて意見を求めたところ、
藤沢 順理事から、「海洋会では現在、役員の若返り化、事務局のスリム化が大きな課題にな
っておりますと同時に、昨年度討議された活性化検討委員会の答申内容を如何に実施するか
が、大きな課題となっております。 ご承知の通り、この活性化検討委員会は杉崎会長の諮問
で開始されました。 よって、活性化検討委員会の答申内容が具体的に進展するまでは、会長
の若返り化は一時保留にしてでも、杉崎氏の会長職留任を提案致します。また、副会長、専務
理事の在り方並びに選出方法については会長に一任しては如何でしょうか」 との提案があっ
た。
議長は、この提案について諮ったところ、全員異議なく賛成した。
よって、会長に杉崎会長が再選された。これに伴いこれ以降の議事は杉崎会長が議長となり、
取り進めることとなった。
杉崎会長は就任の挨拶を行った後、副会長職は支部活動重視並びに役員スリム化の一環
として横浜、神戸支部長兼任でお願いしたい。よって、現在の安田横浜支部長並びに緒方神
戸支部長を新副会長に推薦する旨の提案があり、出席理事全員の了承を得てそれぞれが選
任された。
続いて本日出席の安田理事から副会長就任の挨拶があった。その後、議長から、退任の南
野、石塚前副会長に、役員退職慰労金支給規程に従い処理することを説明し、出席理事の承
認があった。
続いて、会長は任期満了にともなう専務理事については引き続き高橋正夫理事を指名する
旨の発言があり、出席理事全員の了承を得て専務理事に選任された。
第2号議案 評議員の改選について
事務局から、「全会区選出評議員候補者は総務委員会、理事会の議を経て全会区選出理事
及び監事並びに評議員候補者推薦委員会が設置され、5月16日開催の同委員会において、
支部区選出評議員候補者は評議員選出規程、内規に従い、各支部から、それぞれ評議員候
補者が推薦され、全会区定数50名、支部区18名、合計68名が本理事会に推薦された。」旨
を説明した後、議長から第2号議案資料別紙1の評議員候補者68名について諮ったところ、
全員異議なく評議員に選任された。選任評議員は次のとおり。
秋葉 隆行 浅木 健司 荒川 博 有村 英治 飯塚 和俊 乾 博幸
井上 清次 今津 隼馬 今村 真士 入枝 伸親 岩本 勝美 臼居 勲
江口 清徳 大城 政和 大谷 大輔 大橋幸二郎 大矢 寿郎 小笠原 剛
奥井 敏夫 奥山 岩夫 小野 嘉久 恩田 博宣 掛江 実 風早 壮一
門田 臣生 鎌田 謙二 神本 康雅 河合 雅司 北野 貴敬 北村 敏勝
城戸 八郎 久古 弘幸 日下 治夫 国見 洋 黒瀬 康弘 小泉 諄一
坂根 忠 佐藤 尚登 杉山 桂 高橋智笑子 賞雅 寛而 高松 雅史
田邉 穣 田村 祥一 寺本 信 飛延 孝男 冨田 和宏 百目鬼 健
中路 康行 浪岡 哲史 西村富美雄 野津 清 浜田 俊政 濱野 勇夫
比嘉 栄仁 桧ヶ谷正道 藤井 敏 堀江 孟史 堀渕 毅良 三原 伊文
村上 雅子 元田 慎一 安本 博通 山田 隆紘 山本 哲也 吉池 有司
吉永 守 渡部 亨 (以上68名)
第3号議案 顧問の推薦について
事務局から、議案の主旨について説明した後、議長から次の6名の会員を顧問に推薦するこ
とについて諮ったところ、全員異議なく賛成した。
中川 靖之 井上 欣三 大津 皓平 松藤 悟 西田 修身 臼居 勳
(以上 6名)
協議事項
1.各常設委員会の委員長について
事務局から主旨説明を行った後、議長から、下記のとおりの各常設委員会委員長案につい
て諮ったところ、出席理事全員が賛成した。
総務委員会委員長 萬治隆生 理事
財務委員会委員長 江口光三 理事
海事問題調査委員会委員長 鏡 敏弘 理事
編集委員会委員長 増田 恵 理事
2.特設の委員会設置について
議長から、本会の公益性を内外に訴えるために、海洋基本法の成立等の情勢の変化に対
応する「特設の委員会設置」についての提案とその概要説明があり、 質疑の後、特設の委
員会設置提案が了承された。
以上をもって本理事会の議事を終了したので、議長は、13:15閉会を告げた。
平成19年 7月 9日
理事会議長 会長理事 杉 崎 昭 生
本理事会に出席し、議事録のとおりであることを認める。
議事録署名人 理事 大 内 博 文
議事録署名人 理事 森 本 靖 之
(配布資料)
第1号議案資料:定款(抜粋)
第2号議案資料:評議員選出規程、内規、全会区及び支部区選出評議員候補者名簿
第3号議案資料:相談役及び顧問推薦基準並びに顧問有資格者名簿