◇天平の遠い浪漫と湧水を求めて◇
奈良時代の天平13年(西暦741年)に聖武天皇が諸国に国分寺(僧寺、尼寺)建立の詔を発布されました。
当時は帰国した遣唐使から中国の四神相応思想が伝えられ、都のみならず国府や国分寺もこの思想が基本となった造営がなされたと考えられています。
・北には東西に連なる国分寺崖線と麓の清らかな湧水
・南には広大は平地
・西には南北を通る東山道武蔵道
・東には流れている川
などの条件を備えたこの地一帯(武蔵国府中)が適地として選ばれました。
この武蔵国分寺跡は江戸時代から古瓦や大きな礎石の残る旧跡として注目され、現在まで発掘が続けられおり、金堂・講堂の建築範囲や築城の実態が明らかになりつつあり、史跡武蔵国分寺跡(国分寺市立歴史公園)として保存整備が進んでいるところです。
案内人:井崎 宣昭(神船大E11)
実施日:平成27年10月4日(日)10:30集合
集合地:JR中央線又はJR武蔵野線「西国分寺駅南口」
中央線で来られる場合、西国分寺は通勤快速が止まりません。一つ手前・東京寄りの国分寺で
普通電車に乗り換えてください。
コース: JR西国分寺→伝鎌倉街道を通り→市立歴史公園武蔵国分尼寺跡→武蔵国分寺跡僧寺金堂→
七重塔跡→国分寺仁王門→木造薬師如来坐像→国分寺薬師堂→都立武蔵国分寺公園
(旧鉄道大学校跡)で昼食予定→市立歴史公園史跡武蔵国分寺跡→お鷹の道(真姿の池湧水群)→
武蔵国分寺跡資料館→おたカフェ→万葉植物園→不動橋→都立殿ヶ谷戸公園→中央線国分寺駅
難易度:順路はほぼ平地、全長約8㎞、国分寺崖線付近は多少凹凸あり
参加費:500円(同伴者は200円)
申込先:上野俊雄 03-3825-6864 e-mail;
captueno@hotmail.com
前日(10月3日)昼までに連絡お願いします。