案内
1. | 海洋会の沿革 |
わが国の商船教育の歴史は、明治8年11月設立の三菱商船学校、ならびに大正6年9月設立の川崎商船学校を起源として、それぞれ現在の東京海洋大学海洋工学部(旧:東京商船大学)、神戸大学海事科学部(旧:神戸商船大学)に引き継がれてきています。今日の社団法人海洋会は、その歴史を辿ると明治30年8月に発足した商船学校校友会に遡ることができます。 この商船学校校友会は、大正9年8月、神戸高等商船学校が設立されたのを機会に、東京、神戸の両校卒業生が協力して日本海運の発展に寄与するとの趣旨により社団法人の認可を受けました。以後、両校卒業生を会員とする連合同窓会の性格を基盤に公益法人としての活動を続け、昭和13年10月には、社団法人海洋会と改称し、その後も、東京、神戸両商船大学ならびに海技大学校本科の卒業生を会員とする組織として現在に引き継がれています。尚、平成24年4月1日に「一般社団法人海洋会」として、内閣総理大臣より認可されました。 |
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2. | 海洋会の現状 |
校友会発足(明治30年 <1897>)から社団法人への経緯を経て、会員は11,100余名を擁するに至りました。明治、大正、昭和、平成と両校の連合同窓会として社会の先頭に立ち、海運及び関連産業を通じて日本の発展に貢献してきたことは否定できない事実であり、会員のひそかな誇りとなっています。 会員は若年層から高年者にわたり、職域は海運関係をはじめ、航空、造船、損保、建設等にわたって活躍しています。このように多数の会員に支えられながら特色のある事業活動を推進しています。 |
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3. | 公益法人としての事業活動と組織 |
海洋会の目的は「海事に関する学術その他諸般の事項を調査研究しその発展に資するとともに、会員の親睦を図ること」としており、主として次のような活動を行なっています。 1) 海事並びに物流に関する調査研究 2) 海の日理念の普及活動 3) 会誌の発行 4) 会館の設置及び運営 5) 会員出身大学への支援
本部組織には、会務、企画、海事問題調査、編集と四つの委員会が常設されています。また北海道から沖縄までの国内と、海外にも6支部があり、海外赴任の時には便宜を受けることができます。このうち、東京本部ならびに横浜、神戸両支部は独自の会館を所有し、その運営も行なっています。 |
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4. | 同窓会組織としての海洋会 |
会は基本財産を保有していますが、一般社団法人ですので、基本的には会員の会費により運営されています(会費:月800円)。なお入会金は不要です。 また会員の方には常時次のようなことを行っています。 1) 会誌「海洋」の送付(新年号、4、7月号;年3回) 2) 就職等の各種情報の提供 3) クラス会等への郵送宛名ラベルの提供等 4) その他会員各位の要請への対応 |
【国内海洋会】
【海外海洋会】
ロンドン海洋会
幹 事 天野恵友 |
MOL LNG Transport (Europe) Ltd. |
マニラ海洋会
会 長 安尾 博 副会長 山田 浩司 幹 事 板野 昌也 幹 事 関 飛雄馬 |
Magsaysay MOL Marine, Inc
5th Floor Magsaysay Bldg, 520 T.M. Kalaw St. Ermita, Manila, Philippines 1000 TEL.+63-917-828-9572 |
ジャカルタ海洋会
会 長 |
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南加海洋懇親会
会 長 |
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シンガポール海洋会
会 長 黒柳智丸 |
Kumiai Navigation (Pte) Ltd Managing Director Mr. Tomomaru Kuroyanagi TEL.+65-6532-7001 FAX. +65-6532-7006 |
香港海洋会
会 長 片岡 零 |
Ocean Network Express (East Asia) Ltd. TEL. +852-5808-2229 Mobile +852-9449-8155 |